心理カウンセラーの野原あゆみです。
「お姑さん」という存在は、時により子育てママさんをこころの底から苦しめることがあります。
違う人間同士ですから価値観や考えかたは違うもの。
ですが、「わたしのやり方が絶対に正しい!」という持論をもち、その通りにおこなわないと牙をむいてくることもある、ちょっと厄介な「お姑さん」という人生の先輩。
「悪気がなく私のためを思って言ってくれている。」
と考えてはみたものの、日ごとにイライラやストレスが溜まっていくばかり。。。。
そんな経験はありませんか?
「なんでも口を挟まないでほしいなぁ。。」
「わたしの好きなようにできたら、とっても楽なのに。。。」
「あれだけはやってほしくないんだけどな・・・」
なんて考えてしまうことも一度や二度ではないかも?しれませんね。
本人があまり悪気を感じていないことが多いし、関係をギクシャクさせたくないので、ついつい従ってしまうハメに・・・。
どうやったらうまくお姑さんに対処できて、良好な関係を築けていけるのか?
ストレスの無い子育てをしていくためには、避けて通れない問題と言えますね。
今回はストレスが溜まり疲れてしまう、そんなお姑さんとの関係を良好にして子育てママさんの負担を減らすべく、最善のコミュニケーション術をお話したいと思います。
いま現在、お姑さんとの関係でギクシャクしている、ストレスが溜まっている場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ではさっそく、最善のコミュニケーション術をお話していきましょう。
1)自分なりのストレス解消する術を身につける
これまでかなりお姑さんとのことでストレスが溜まっていませんか?
お姑さんとの関係を良好にしていくために、まずは溜まっているストレスを解消させていくことが大切なんですね。
ストレスやイライラを解消できていないとそれが顔や態度に出てしまい、結局コミュニケーション術を駆使してもうまくいかない、なんてこともありえます。
ですので、まずはストレスやイライラを解消するあなたなりの術を身につけるのが良いでしょう。
ストレスやイライラの解消方法は、下記の記事を参考にしてみてくださいね↓↓↓↓↓
いろいろなストレス発散、嫌な感情を消化させる方法がありますので。
無理なく上手に発散していくことが大切ですよ~。
2)まずは話を聞くことを意識する
人って話を聞いてくれる存在に対してこころを開きやすくなるんですよね。
これはわたしがおこなっているカウンセリングにも通じるもので、クライアントさんのお話をより良くより深く聞こうという姿勢で接しているからこそ、こころを開いてくれ、様々なことをお話してくれ楽になっていかれます。
それと一緒なのですが、まずはお姑さんのお話をより良く聞くことを考えると良いでしょう。
「姑の話なんて聞きたくもない!」と思われるかもしれませんが、まぁまぁ、そこは抑えてくださいね(笑)
聞きたくない気持ちをグ!っと抑え、まずはお姑さんのお話、気持ちに耳を傾けてみる。
ただし、漠然と聞くだけではなく、時にはうなずいたりあいづちを打ったりして、お姑さんに「わたしは話を聞いていますよ~」ということをわかってもらうんですね。
そうすると「この嫁は話が通じるわね」という感じにだんだんとこころを開いていってくれます。
そうなってきたらしめたもの。お姑さんもだんだんとあなたのお話に耳を傾けてくれるようになっていきますよ。
先ほども言いましたが、お話を聞くコツは、「うなずき、あいづちを取り入れながら耳を傾ける」」ことですので。
最初のほうは難しく感じるかもしれませんが、やっているうちにコツをつかめるようになっていきますよ。
3)無理に好かれようと思わない
お嫁さんとお姑さん。まったく違う人間同士ですから、相性というのもあります。
そして、実はけっこう多いのが無意識で息子を取られたという恨みや憎しみのようなものが表れているパターンなんですね。
無意識なので、もちろんお姑さんは気がついてもいません。
無意識下でそのような状態なので、そんなときはどのように接していてもお姑さんからスッキリと好感をいただかれることはないでしょう。
だいたいそういうときって旦那さん(姑さんからしたら息子)を猫可愛がりしていたりするので、ぱっと見でわかるかもしれません。
そんなときは無理に好かれようとしないほうが良いかな、と思います。
ガンバってガンバってなんとか好かれようとしても、手のひらを返されてしまうパターンに陥ってしまい、自信が無くなってしまうことがありますので。
上記の2でお話したように、お話をしっかり聞いていくとある程度の関係にはなれます。
割り切って、ほどほどの関係で居続けるものひとつの選択ですね。
4)旦那さんに間に入ってもらう
これは旦那さんにお姑さんとの間に入ってもらい、取り持ってもらう方法です。
本来は旦那さんに取り入ってもらわなくても良好な関係になるのが望ましいですが、そうはうまくいかないことがありますよね。
取り持ってもらうというのは、お互いの意見の相違や考えていることの橋渡しをお願いする、ということです。
お姑さんも旦那さんが間に入ることで客観的になれるでしょうし、緩衝材の役割にもなるので、無理な言いがかりのようなものはつけてこないかもしれません。
もし、どうしてもお姑さんとの関係があまりうまくいかない場合はことの顛末を話し、間に入ってもらうのが良いでしょう。
ですが、ひとつこの方法で大切なことは「お姑さんの悪口、陰口などを旦那さんに言わないこと」です。
お姑さんは旦那さんのお母さん。男性は特にそうですが、母親のことを悪く言われるとイライラしたり怒り出すことがありますので。
男はいくつになってもお母さんという存在は特別なんですね。
ですので、悪口などは言わず事実だけを述べて間に入ってもらい橋渡しをしてもらうようにしましょう。
まとめ
大騒動にまで発展することがある「嫁姑問題」。
日ごろから上手なコミュニケーションや問題を回避する方法を身につけておけば、いざというときに役に立ちます。
そもそも、出会いから長いステップを踏まないでいきなりお嫁さんとお姑さんの関係になってしまうので、それ自体無理があるでしょうね(笑)
ですが、近い関係になってしまうのは仕方のないこと。
言いなりになり諦めてしまう前に、ぜひ今回のことを実践してみてほしいな、と思います。
最新記事 by 野原あゆみ (全て見る)
- 姑ストレスを放っておくと陥る4つの事態とは? - 2017年9月13日
- 育児ストレスから過食に陥ってしまう理由とは? - 2017年9月9日
- 旦那さんへのストレスは実は自分が原因になっている? - 2017年8月31日
- お子さんに我を忘れ怒ってしまうお母さんに共通する4つの呪い。 - 2017年8月8日
- 育児疲れがスッキリ消える!4つの簡単ストレッチ。 - 2017年8月5日