《脱!育児ストレス》支援カウンセラーの野原あゆみです。
早いものでもう8月も終わりですね~。
お子さんが夏休みの間はいろいとバタバタするでしょうし、疲れもそれに応じて増えてきますよね。
夏休みが終わったことで、こころからホッとしているお母さんも多いのではないかな~なんて思います。
さて、夏休みが終わっても、家事や育児など、お母さんとしてのお仕事に終わりはありませんよね。
子どもに対するストレスももちろん溜まっているでしょうが、なによりも旦那さんに対してのストレスでアップアップしてしまうことも多いものですよね。
そんな旦那さんへのストレスですが、実はもしかしたら自分自身が原因となっているのかもしれません。。。。。。
旦那さんの見せる態度には大きな理由がある
旦那さんになんだかイヤ~な態度をとられてしまい、イライラすることってありませんか?
もしくは話を聞いてくれず、わがままに振る舞い、自分のやりたいことだけやって自己満足し、そんな姿を見てまたイライラが募ってしまうなんてことも。。。。
実は、そんなイラっとくる旦那さんの態度には大きな理由があり意味があるんですね。
「え?そんな、私をイラっとさせる理由ってなによ?」って気になるかもしれませんね。
ただ旦那さんが個人的な都合でイヤな態度をとっているだけなんだから、そこには大きな理由なんて無いのでは?と考えるかもしれません。
ですが、ここが人間の面白いところであり、不思議なところでもあるんですよね。
「鏡の法則」でわかるあなたがイヤな態度を取られる理由
「鏡の法則」って聞いたことはありますか?これは2006年に出版された本の名称であり、著者は野口嘉則さんという方です。
この本自体ベストセラーとなり、とても多くの人に反響を与えたものなんですね。
鏡の法則を簡単に説明しますと、この世界は鏡のようであり、他者に与えたものは結局自分に跳ね返ってくる、という教えであり法則のことです。
イヤなことを誰かに与えればイヤなことが跳ね返ってくるし、逆に良いことを与えれば良いことが跳ね返ってくる、という単純明快な理論なんですね。
例えばですけど、あなたがとてもにこやかに「こんにちは~」と挨拶すれば、挨拶された相手もにこやかに「こんにちは~」と返してくれることって多いと思うんですよね。
ですが、あなたがムスっとした態度で溜息でもつきながら相手を無視した場合、相手も十中八九、ムスっとした嫌な態度であなたに接すると思います。
良くも悪くも、誰かにおこなったことはほぼ同じ形で自分に跳ね返ってくる。それが「鏡の法則」というものであり、ほぼ絶対的な法則であると言えるでしょう。
旦那さんがあなたにイヤな態度をとる3つのカラクリ
ここまで鏡の法則を簡単に説明しましたが、ちょっと気がついてきましたか?
カンが鋭い人であれば、なんとなーく気がついたかもしれませんね。
「あれ・・・もしかしたら・・・。私の態度や言動などが旦那に影響を与えているってこと・・・?」
ピンポーン♪♪
大正解です~。
旦那さんがあなたに率先してイヤな態度をとっているわけではなく、旦那さんはあなたの態度や言動を見てイヤな態度をとっているかもしれません。
もちろん全部が全部そうだとは言い切れない部分もありますが、大きく影響を与えている可能性は高いかな~と思います。
ですが、そうは言ってもあなたが悪いと言っているわけではありませんよ。それはほとんど無意識の可能性が高く、幼少期あなたが受けた影響や環境によってそうなっているのかもしれません。
ほぼほぼ無意識、知らずに旦那さんにたいしてイヤな態度や言動をとっていることってあり得ることなんですね。
ではいったい、どのようなことが起こっているのか?カラクリが存在しているのか?みていきましょう。
■両親が不仲な環境で育った
あなたのご両親は仲が良かったですか?それともケンカや言い争いばかりしていたでしょうか?
両親の仲が良ければいいですが、仲が悪くケンカや言い争いばかりしていたら、それを見ている小さな子どもは怖い思いを感じてしまいますよね。
人は小さな頃、親からの影響をたーくさん受けています。コミュニケーションの取り方や社会と接する姿勢など、親から与えられる影響ってとても大きいんですよね。
そして受けた影響はそのまま自分の姿勢となり、コミュニケーションの取り方や社会に対する姿勢もそのようにおのずとなっていくものです。
小さな頃、ご両親が不仲な関係であった場合、もしかしたらその影響を大いに受けていていまの旦那さんに知らず知らずその姿を出しているのかもしれません。
「男はダメな生き物だ」というメッセージを受け取っていた
こちらも上記の内容と似ているのですが、もし母親や養育的立場の人から、
「男というのはダメな生き物だから、あなたがしっかりしないといけません」
というようなメッセージを多く受け取っていた場合、やはり男性をダメな存在だと認識し、いまの旦那さんにキツイ態度や言動をとっているのかもしれませんね。
これは親が離婚していた場合や、男性から深く傷つけられたお母さんが子どもに与えやすいメッセージです。
両親に社会的な協調性がなかった
これもよくあることなのですが、両親がコミュニケーションが苦手だったり社会にうまく適応しておらず協調性がないと、どことなくギクシャクした夫婦関係になりがちです。
そんな、どことなくギクシャクした両親の関係というのは小さな子どもは肌で感じますので、その両親の関係性が見本となってしまいいまの旦那さんに対する態度、言動に影響を与えている可能性があります。
意識しているつもりはないけど、どことなーくギクシャクしていたりこころから打ち解けていないと感じる場合は、もしかしたらこの影響を受けているかもしれないんですね。
まとめ
良い意味でも悪い意味でも、親の影響って絶大です。
そして、あなたが小さな頃受けた影響というのは、あなたが結婚して子どもを産んで育てる立場になったとしても有効化されていることがあるんですね。
そう考えると、いかに両親の影響がとてつもなく強いのか?わかりますよね。
上記で説明をしたカラクリがあるにせよ、ほぼ無意識とはいえそれを実行しているのは自分自身です。
自分のことは自分がいちばんわかっており、的確にコントロールできるのはやはり自分だけなんですよね。
旦那さんへのストレスが溜まる一方でツラかったり、なんとなく上記のカラクリがピンときていたら、それはカウンセリングを受けるタイミングなのかもしれません。
カウンセリングによって適切な自分のコントロールを学び、抱えている旦那さんへのストレスを解消し、有意義で楽しい育児をしていく。
カウンセリングというのはうまく活用することで、人生そのものを変えることができるツールですので。
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