育児ストレスを解消するために

育児と仕事の両立でストレスが溜まるのを解消する方法8選。

更新日:

 

心理カウンセラーの野原あゆみです。

 

いまの時代、子育てと仕事を両立する子育てママが増えましたね。

「旦那の収入だけじゃ心もとない・・・」

という理由で仕事をしている方も多いのでは?と思います。

朝早くから夜遅くまで、普段の子育てでさえ大変なのに収入のため仕事もして、一日が終わるころにはヘトヘトでなにもできない・・・。なんてことがしょっちゅうかもしれませんね。

旦那さんが少しでも手伝ってくれればまだいいけども、まったく手伝ってもくれず、家事に仕事に大忙しではこころ休まる暇もなく、ストレスばかりが溜まってしまいます。

今回はそんな家庭でも仕事でもガンバっている子育てママさんに、比較的簡単にできるストレスを解消する方法をお話しますね。

ストレスMAXになって「もういやだーーーー!」となる前に、ぜひ試してみてほしい方法です。

 

自分にあったストレス解消法を見つけることが大切

 

世の中にストレス解消法ってたくさんありますよね。

お金が必要なものからお金がかからない、まったく無料のものまで。探せばたくさん見つかります。

そんなたくさんあるストレス解消法ですが、一番大切なことは、

“自分にあっているストレス解消法を実践する”

ということだと思っています。

 

「いま流行っているから」

「けっこういろんな人がやっているから」

「ママ友がやっているのを知ってやらなくては!と思ったから」

 

などなど、このような理由だけで実践していくと、人によっては合わなかったり苦しくなってしまうことが多いんですね。

ストレスを解消するつもりが、逆にストレスが溜まってしまうなんてこともあり得ることです。

自分にあっていること、そして継続できそうなものを選ぶこと。ストレス解消法って即効性のあるものも多いんですけど、その場限りで解消しても、また同じようなストレスが溜まっていってしまいます。

即効性のあるものも大切ですが、無理のない範囲で継続していけるものを選ぶことで、どのような場面においてもストレスが溜まらない体質になっていきますよ。

 

おススメ!育児と仕事のストレス解消法8選

 

さて、ではここからさっそく私、心理カウンセラーの野原あゆみが厳選したストレス解消法をお話していきますね。

即効性のあるものからじっくりとおこなっていくものまで、使えるものを8つ選びました。

 

1) 丸めた新聞紙やおもちゃのバットでクッションなどを叩く

 

 

これはお金がかからず、比較的簡単にできるものであり、かなりの即効性があるものなんですね。

やりかたは非常に簡単。まずはクッションやマクラなどを準備し、丸めた新聞紙やおもちゃのバット、タオル、おもちゃのハリセンなど叩けるものであれば何でもいいので用意します。

用意したら利き手に新聞紙やバットを持ち、胸のなかに溜まっていること、イライラしたり腹がたっていること、なんでもいいので思い浮かべ、おもむろにクッションめがけて叩く!

思いきり、なんどもなんども胸のなかに溜まっていること、溜めているものを振り出すように思いきり叩いて叩いて叩きまくります。

なんどもなんども叩いているとだんだんとスッキリし、気持ちが晴れやかになり落ち着いてきますので。

ポイントは、スッキリするまでなんどでも叩き続けることと、しっかり呼吸をしながらおこなうことです。

デメリットとしては音が鳴ってしまうので、そこをどのように工夫しておこなうか?ですね。

 

2)布団や毛布をスッポリとかぶり喚き散らす

 

 

こちらの方法もまったくお金がかからず、楽にできるものです。

用意するものは頭からスッポリとかぶるための掛け布団や毛布などです。

実際のやり方ですが、用意した掛け布団や毛布などを頭からかぶり、なんでもいいので溜まっていること、溜めていることをただただ喚き散らす、という方法なんですね。

“喚き散らす”ですから、キチンと言葉になっていなくてまーーーったくかまいません。

もうただただ、

「バッカヤロー!!!」

「コノヤロー!!うおおおおおーーー!」

「めちゃくちゃムカツクーーーー!!!」

などなど、どんなキツクて汚い言葉でもいいし、言葉になっておらず雄たけびでもいいので、思いきり喚きます。

しばらく喚いていると、だんだんとスッキリ感を感じ、徐々に落ち着いていきます。

一回喚くだけでなく、気が済むまでなんどもなんどもおこなうと良いですよ~。

できるだけ外に声が漏れないように、しっかりと掛け布団や毛布を頭からかぶりおこなうことがポイントですね。

 

3)新聞紙や薄手の雑誌をビリビリに破く

 

 

この方法もとっても簡単でありながらすぐにスッキリできる方法なんですね。

上記の1と2が音が鳴って難しい。。。というときは、比較的音が少なくてすむこちらの方法がおススメです(若干音はしますけど)。

用意しておくものは新聞紙を数枚もしくは薄手の雑誌など、身近にあるものでOKです。

こちらのやり方もとても簡単で、まずは新聞紙もしくは薄手の雑誌を両手で目の前に掲げるよう、上の部分を持ちます。

そして、おもむろに息を息を吐き出しながら「ビリビリー!」と一気に上から下に破ってしまうんですね。

気が済むまで何枚でも上から下に破き、破いて破いて破きまくります。

そうしていると、やはりだんだんとスッキリしてきて、気持ちが落ち着いていきますので。

ポイントとしては、上から下に躊躇せず一気に破る!ということですね。

 

4)グチや文句、言いたいことをしゃべりまくる

 

 

これも比較的簡単にできる方法で、気持ちが晴れやかにスッキリする方法です。

この方法は単純に、育児や仕事についての愚痴や文句、言いたいことや溜まっていること、胸のうちをバー!っとしゃべる、というものですね。

用意するものは、話を聞いてくれる、つき合ってくれる人だけです。友達や知り合いでもいいですし、話を聞くプロのカウンセラーを使うのも良いでしょう。

ただ、この方法で気をつけたいことは、むやみに誰でも彼でも愚痴や文句を言うとしっぺ返しに合う可能性がある、ということです。

「なにを甘いこと言っているの!」

「もっとしっかりしないとだめよ~!」

「あなたなんかまだいいじゃない。私なんかね。。。」

というように、逆にお小言を言われたり、話を取られてしまうこともあるんですね。

そうなると、話してスッキリしようとしたつもりが逆にストレスが溜まってしまい、もっと苦しくツラくなってしまいます。

大切なポイントは、話をただただ聞いてくれる、小言を言わず話を取らず、そっと聞いてくれる人を選ぶことなんですね。

。。。。そうは言っても、それはそれで難しいかもしれませんが(苦笑)

身近にそんな人がいないな、と思ったら、カウンセラーに頼ってしまうのも大いに有りです。

カウンセリングってなにもこころが病気であるとか、なにか重大なことがないと受けてはいけないってことはありませんから。

ただお話をしたいとき、ただ話を聞いてほしいとき、そんなときに利用するのもなにも問題ありませんよ~。

 

5)セルフカウンセリングをする

 

 

セルフカウンセリングというのは簡単に言うと、自分で自分にカウンセリングをおこなうということです。

実際のカウンセラーに受けるカウンセリングとはまた違った働きがあり、これはこれでストレス解消にとっても役立つものなんですね。

この手法は自分のなかの小さな自分を癒していく方法でして、俗に言う「インナーチャイルド」という部分を扱っていくことで、こころの芯からスッキリさせていくものです。

では、セルフカウンセリングのやり方をご説明しましょう。

 

1)自分の目の前に小さな自分がいることを想像します。できれば幼稚園や保育園くらいのときが良いですね

2)目の前の小さな自分に向かってなにを言ったら元気になるかな?癒されるかな?と考え、目の前の小さな自分の理想のお母さんになったつもりで温かい言葉や気持ちを伝えます。

例えば、

「あなたは毎日たくさんガンバっているよね。」

「あなたはそのままでも十分価値があるよ。」

「腹が立ったら怒ってもいいし、悲しかったら泣いてもいいんだよ。」

というように、いま伝えてあげたいことや気持ちがスッキリするような言葉を伝えてあげます。

3)伝えたいことを伝え、目の前の小さな自分が楽になったような、気が晴れたような感じがしたら、そっと腕のなかに包み込み、抱きしめてあげます。

4)小さな自分を抱きしめながら、その温かさや感覚をよく感じ、しばらく抱きしめたらスーッと自分の胸のなかに溶け込ませていくように受け入れていきます。

 

このセルフカウンセリングをなんどもおこなっていくと、ストレスに感じていたことが気にならなくなったり無くなったりしていきますので。

小さな自分を想像するのが難しいようであれば、ちょっとしたぬいぐるみを小さな自分に見立てても良いですね。

最初はなかなかうまくできないかもしれませんが、コツをつかんでいくとストレスが解消されリラックスしていきますよ。

 

6)思いきりたくさん泣く

 

 

「涙を流す」「泣く」という行為はこころの健康に良いとされ、気持ちがスッキリするものです。

自然と涙が流れるのであればそれを止めないで、たくさん泣いてしまいましょう。

悲しい物語や映画を見て泣いてもいいですし、琴線に触れることにたいして泣いても良いでしょう。

大切なことは、泣けるときには徹底的に泣いてしまうこと。こころと身体が疲れていると、それだけで自然と涙が浮かび上がってくるでしょう。

泣くのをガマンするのではなく、逆にたくさん泣いてしまうことで身もこころもバランスが良くなり気持ちがスッキリとしますよ。

 

7)カウンセラーのカウンセリングを受ける

 

 

4のところでも言いましたけど、カウンセリングってなにか重大な問題があるときやこころの病気があるときでないとダメ、ということは一切ありません。

なにか少しでもスッキリしたいこと、胸のなかに溜まっていること、ガマンならないことなどがあれば気軽に受けてみることで、思わぬ高い効果を得ることができるものなんですね。

グチを言ってもいいですし、文句を言っても陰口を言っても嫌味を言ってもいいですし。胸のなかにあることをすべて話していくこと、ただカウンセラーという存在に話すだけで、なんだか気分がスッキリしてまた明日からやってみよう!とモチベーションが高まることでしょう。

また、場合によっては最善のアドバイスをすることもありますし、なにかしらの知恵を出してくれることもありますので。

いま抱えているストレスの原因や要因などを明確にして、それ自体を解消する術なども手に入るかもしれません。

カウンセリングの料金はかかってしまいますが、費用対効果で考えると、とても効果が高いと思います。

ちょっとだけ勇気をだして、カウンセリングを受けてみるのもいいですよ~。

 

8)一日好きなことをする時間を作る

 

 

状況やタイミングによっては難しいことかもしれませんが、どこかで一日、もしくは数時間、自分だけの時間を過ごすのも良い方法です。

これはとても良い意味での現実逃避なのですが、なにもしないことでリフレッシュでき、気分もスッキリして心身ともに癒されます。

一か月に一回でも半年に一回でも、その日だけはお子さんを旦那さんに託す、もしくは一時預かりを利用し、自分の時間を作る。

実母や姑さん、旦那さんに協力してもらい、なにも考えることなく自分のためだけに時間を使ってみることで、こころがスッキリするんですね。

毎日いつもガンバっているお母さん。たまには息抜きにリフレッシュに、そんな自分時間を作ってみることもおススメですよ。

 

まとめ

 

今回は、心理カウンセラーの野原あゆみの観点からおススメのストレス解消法をお話しました。

8つすべてやってみても良いですし、気になったものだけやってみるのも良いですね。

ストレスの尺度って、人それぞれですよね。

あまりストレスを感じていないと思っても、実はとても深いところで感じていたりすることもあります。

自分を大切にする意味で、そして子育ても仕事も両立していくため、できる限りのストレスは上手に解消していっちゃいましょう。

なにかひとつでも気に入ったストレス解消法があると嬉しいです。

 

 

 

とても多くの子育てママさんが効果を実感。

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《脱!育児ストレス》支援カウンセラーの野原あゆみです。子育てママさんが陥ってしまいがちな育児ストレスや旦那さん、姑さんへのストレスの解消、良好なママ友との関係のコツ、らくらく育児など、いろんなことをお伝えしてます。⇒詳しいプロフィール

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